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肺炎球菌ワクチン接種のご案内
肺炎球菌は高齢者の肺炎・敗血症の主な原因菌です。ワクチンには種類があります。違いを知って、ご自身に合った選択をしましょう。
2026年度より、65歳の定期接種ワクチンがこれまでのニューモバックスから、新しい結合型ワクチンであるプレベナー20に変更になります。またプレベナー20とは別に、より広いカバー範囲をもつ最新ワクチンキャップバックスも使用できるようになりました。
以下では次の3点についてご説明します。
- 従来のニューモバックスと新しい結合型ワクチン(プレベナー・キャップバックス)の違い
- プレベナー20とキャップバックスの違いと、どちらを選べばよいか
- 以前にニューモバックスを接種された方が今後どうすればよいか
ワクチンの種類と比較
ニューモバックス®
PPSV23(23価 多糖体)
23種類
血清型カバー
従来型の多糖体ワクチン
免疫記憶が残りにくい
5年ごとに再接種が必要
これまでの定期接種ワクチン
参考:数千円台
プレベナー20®
PCV20(20価 結合型)
56%
肺炎血清型カバー率
新しい結合型ワクチン
免疫記憶が長く持続
1回接種でほぼ生涯有効
2026年度より65歳定期接種へ
12,000円(自費)
キャップバックス®
PCV21(21価 結合型)
75%
肺炎血清型カバー率
最新の結合型ワクチン
免疫記憶が長く持続
1回接種でほぼ生涯有効
近年増加の血清型も対応
14,000円(自費)
従来ワクチン(ニューモバックス)と結合型ワクチンの違い
ニューモバックス(従来型)
- 多糖体ワクチンで免疫記憶が残りにくい
- 効果が5〜7年で低下するため再接種が必要
プレベナー・キャップバックス(結合型)
- タンパク質と結合させ免疫記憶を強固にした新技術
- 1回の接種でほぼ生涯にわたり免疫が持続
65歳の定期接種について
2026年度より、65歳の定期接種ワクチンがニューモバックスからプレベナー20(PCV20)に変更になります。65歳の方は自治体の補助を受けて接種できます。
※66歳以降は定期接種の対象外となり、全額自費となります。
以前にニューモバックスを接種された方へ
ニューモバックス接種から1年以上経過していれば、プレベナー20またはキャップバックスの追加接種が可能です。原則として全額自己負担となります。
どちらを選ぶかの参考として、以下をご覧ください。
⚠ 66歳以上の方・定期接種を受けていない方へ
プレベナー20またはキャップバックスの接種をお勧めします。原則として全額自己負担となります。ご希望の方は受診時またはお電話にてご予約ください。
どちらを選ぶかの参考として、以下をご覧ください。
プレベナー20とキャップバックス — どちらを選ぶか
キャップバックスをお勧めする方
- より広い血清型カバーを希望する
- 慢性呼吸器疾患(喘息・COPDなど)があり、肺炎リスクをできる限り減らしたい
- 最新のワクチンを選びたい
プレベナー20でも十分と考えられる方
- コストを抑えたい
- ワクチン歴がなく、まずは標準的な保護を得たい
- 海外データが豊富なワクチンを希望する
どちらも「間違い」ではなく、どちらも適切な選択肢です。迷われた場合はお気軽にご相談ください。
特にお勧めする方
- 65歳の方(2026年度より定期接種の対象)
- 66歳以上で未接種の方
- 喘息・COPDなど慢性呼吸器疾患のある方
- 以前ニューモバックスを接種してから1年以上経過した方